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倉谷善成さん
西麻布グットド−ル・クラッティーニ シェフ。イタリアンパスタの名人
写真
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Recipe
  PANZANELLA
  PASTA CON ZUCCA
  CAVOLO IN UMIDO
  PATATA E SEDANO
  IN TEGAME
  PASTA CON PORRO
  FAVA E CACIO
  ZUCCA ALLA GRIGLIA
  POMODORI E
  ZUCCHINI GRATINATI
Recipe
倉谷善成さん
イタリアンシェフ
Interview
あと、例えば、うちの定番『キャベツ畑のスパゲッティ』。これは石神井の店の目の前にあったキャベツ畑を見ながら考えたパスタだけど、仕上げはイタリアンパセリじゃなくてセロリの葉っぱ。当時の石神井あたりだとイタリアンパセリが手に入らなかったからなんだけど、セロリもいい具合だからずっとセロリになっちゃったり、と。

そういうのはけっこうあって、アーティチョークなんかも、手に入らないんなら、同じ春の蕾みで感じの似てるふきのとうでどうだろうって。そうやってできたのが『ホタルいかとふきのとうのスパゲッティ』で、もう10年以上作ってる。そういう風に食材を置き換えていくと、思いがけない発見があって、不思議と面白い料理になっちゃうんだよね。

今じゃだいたい何でも手に入るんだけど、どういう訳か、逆転しちゃってて、ケーパーの替わりに桜の花の塩漬けだとどうだろうとかついつい試したくなっちゃて、今もいろいろアイディアひねってますよ。それと、今一番興味があるのは名前の似てる食材の組み合せね。まだ試作中だけど、それって絶対ばっちりの組み合せだと思うんだよね。例えば、○○○と○○○。小川さん、どう思います?」

たいぶ前に、倉谷さんとおしゃべりしていた時、冗談のように笑いながら、「○○さんは素材を生かすけど、僕は素材を殺す」って言ってたことを思い出します。今回、倉谷さんにお話をお聴きし、それもあながち嘘じゃないんだなと思いました。ある意味、日本の食材もイタリアの食材も倉谷さんの中で出会い、一度死に、クラッティーニ・イタリアンとして生まれ変わるのか、と。いつの日か、サルトスのコッセドゥ兄弟にも倉谷さんの料理を食べさせてみたいもので す。

定番中の定番『ちりめんと松の実のペペロンチーニ』と『辛いトマトソースのペンネ』、僕のお気に入り『とっておき生うにのスパゲッティ』、彼女のために作ったのがそもそもの始まりだという名作『冷たい桃のスパゲッティーニ』などなど、倉谷さんの美味しいパスタは西麻布のグットドール・クラッティーニでどうぞ。

■グットド−ル・クラッティーニ
東京都千代田区丸の内2-2-3 丸の内仲通りビル1F
TEL.03-6212-6882
ランチ:12時〜14時LO
ディナ−:18時30分〜22時30分時LO
日曜休
※2006年10月、グットドール・クラッティーニは西麻布から丸の内へ移転しました。
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