|
|
|
DOPカニーノ(BIO)
エクストラバージン・オリーブオイル
Canino-Viterbo-Lazio-Italy |
 |
オリーブオイルは農産物です。同じ生産者が、同じ農園で、同じ栽培技法、同じ収穫方法、同じ搾油方法を用いて作っても、毎年同じオリーブオイルを作ることはできません。シングル・エステートものと呼ばれる単一農園産のオリーブオイルにはその傾向が顕著です。良きにせよ悪しきにせよ、天候という大きなファクターによって、クオリティが左右されてしまうのです。
毎年気候条件が同じだなんてことはありません。その中でどうやってオリーブオイルのクオリティ、一定の個性を保っていくか。生産者にとっては、この点こそが腕の見せ所だと思いますし、インポーターである僕の立場から見ると、僕がそれぞれの生産者のクオリティを判断するポイントにもなります。
その意味で、これまで長い間取り扱ってきたアルトゥーロ・アルキブサッチのDOPカニーノについては、生産年度による振幅が大き過ぎるように思えてなりませんでした。良い作柄であれば歓迎すべきことに過ぎませんが、逆の場合はいろいろと考え込まざるを得なくなります。
この新しいDOPカニーノは、2007年、ヴェローナのオリーブオイル見本市で発見したものです。ここ数年、僕がオリーブオイルのクオリティを判断する上で最も注意を払っているのは、そのオリーブオイルの元となっている「オリーブの健康さ」です。この新しいDOPカニーノは、その「オリーブの健康さ」において、これまでのDOPカニーノを超えるものでした。
カニーノ・オリーブ栽培者組合は1988年に誕生したばかり、カニーノ村では新顔の生産者です。130ほどの小さな農家からなる小所帯。この組合の生みの親、ルチアーノ・ストッキが作るDOPカニーノは「ヴォリュームではなくクオリティ」を目指したものです。 |
|
 |