DOPカニーノ エクストラバージン・オリーブオイル
Canino-Viterbo-Lazio-Italyo |
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イタリアの、というよりもEUの食品基準にDOPというシステムがあります。僕もオリーブオイルを見る上で既存の基準を参考にすることがあります。金賞、ビオロジコ、スローフード。そしてDOP、日本語で保護指定原産地表示。認定した食品の原産地を保護し、いわばひとつのブランドとしてプロモートしてゆこうということでしょう。
へそ曲がりな僕の頭の中は「でも、DOPって本当に美味しいんだろうか?」という疑問でいっぱいでした。そこで、いくつものDOP認定オリーブオイルをめぐって試行錯誤、遂に惚れ込んでしまったのがこのDOPカニーノです。イタリア産オリーブオイルにDOPが導入される以前には、イタリア国内の基準DOCにも認定されていたオリーブオイルです。
ローマから海岸線を北上すること120キロ、あとわずかでトスカーナ州という緩やかな丘陵地帯にカニーノ村があります。地理的には隣り合うトスカーナ州グロッセートとともにマレンマ地方、歴史的には湖の対岸ウンブリア州オルヴィエートなどとともに、古代ローマ時代以前に栄えたエトルリア文明の地のひとつに数えられています。
他のエトルリアの村々においては、遺跡の細部にワインに関連したものが見られるのに対し、カニーノ村ではそこここにオリーブオイルにまつわるモチーフが多く見られるといいます。カニーノ村がエトルリア文明を代表するオリーブオイルの地、イタリアでも有数の歴史を持つオリーブオイルどころといわれる所以です。
DOPカニーノに使われるオリ−ブ品種はオリ−ブ原種のひとつ、カニーノ村の名をそままとったカニーノ種。トスカーナ州、ウンブリア州などの中部イタリアで広く栽培されるいくつかの品種の親品種です。木としては非常に大きく成長する品種ですが、オリーブの実は極めて小さく、搾油効率のあまりよくないやっかいな品種です。
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