イブロン エクストラバージン・オリーブオイル
Cassaro-Siracusa-Sicilia-Italy |
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2000年秋、はじめて訪れたモンティ・イブレイの澄みきった大気、はじめてイブロンを味わった時の驚きが今も心に残ります。この時からオリーブオイルをめぐる僕の小さな冒険がスタートしたのかもしれません。イブロンは僕のオリーブオイル選びの「根っこ」です。
シチリア島の東の隅、世界史の教科書にも登場するギリシャ文明の古都シラクーザ。イオニア海に面したこの美しい港町も、内陸に踏み入るとその光景が一変します。連続する白い岩山と谷が織りなす山岳地帯モンティ・イブレイです。イタリアの中でも飛び抜けて個性的なオリーブオイルが作られることで知られる「オリーブオイル、約束の地」です。
イブロンが作られるカッサロ村はシラクーザの中では一番小さな村です。しかし、ことオリーブオイルに関しては最も重要な村です。オリーブ畑はモンティ・イブレイの中でも最も高度、海抜600メートルに広がります。水はけのよい花崗岩土壌、オリーブ害虫が生息不可能な標高、太陽光に恵まれる急斜面、新鮮な大気と風を生みだす山と谷、山岳地に特有の昼夜の気温差。オリーブ栽培に理想的な条件がほぼすべて揃っています。
モンティ・イブレイ産のオリーブオイルを象徴するオリーブ品種はトンダ・イブレア種。シラクーザ、ラグーザにまたがるモンティ・イブレイにおいても、わずか5つの村でしか栽培できない稀少品種です。イブロンの生産者ミケーレ・コスタンツォはこのトンダ・イブレア種とカッサロ村周辺のみで栽培される古代ギリシャ起源の地品種、マルムリーニャ種でオリーブオイルを作ります。
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無農薬、無化学肥料で栽培されたオリーブは未完熟の状態で完全手摘みされたのち、選別され、専用の自家ミニ・フラントイオ(搾油所)で搾油されます。搾油後、2か月ほどの静置をへて澱びきされた上澄みオイルだけがイブロンとなります。理想的な環境と香り高い貴重な地品種、そして生産者ミケーレ・コスタンツォのこだわり、3つのエッセンスが凝縮されたオリーブオイルです。 |
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